近年、ゴミ問題は深刻さが増してきています。
その背景には高齢のため片付けることができない人や居留守等で状況がつかめないことや、
家主がゴミを所有物だと主張する人がいるためです。

東京都の足立区ではゴミ屋敷の問題を解消するため条例を制定する見込みとなっています。
ニュースでも度々取り上げられているゴミ問題は全国各地で起こっています。
実は、これまでにゴミ屋敷問題を解決するための法律が無かったため私有地にあるゴミは
法律上では個人の物なので勝手に処分ができません。
杉並区や荒川区ではゴミ屋敷のゴミを強制的に撤去してその費用を家主に求める条例が
定められているようです。
今回足立区では、さらにゴミ問題に踏み込んだ条例を制定する見込みで、
ゴミ屋敷の解消のためにゴミを片付けたり樹木を切ったりするのに費用が払えないと
判断した家主には区で100万円まで負担をして撤去を行うようです。
条例では個別の調査ができるようにして家主と話すことで金銭面の問題や
精神的な問題などを把握することができるというわけです。

ゴミをそのままにしておくと通行人や近所の迷惑になり悪臭をもたらすことが
あると思うので、なるべく早急に撤去を行ったほうがよいと思います。

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