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ビルメンッ!のブログTop>声が低くなるガス

声が低くなるガス

吸い込むと声が変わる、と言う性質を持ったガスがあります。
その代表例としてはヘリウムガスが挙げられると思います。
ヘリウムガスは吸い込むと声が高いような、奇妙な声に変化するので
「ダックボイス」などとして縁日などで売られているのを、見かけた事が
ある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も、幼い頃に縁日で見かけ、親に買ってもらった事があります。
本当に声が変わるのか弟と挑戦しましたが、私はどうにも下手だったようで
上手くはできませんでした。ですが、聞き慣れたはずの弟の声が
妙に高くなっていて、それが不思議で面白くて、大笑いした事がありました。

そんなヘリウムガスとは対照的に、吸い込むと声が低くなるガスが
あるのだそうです。
それは「六フッ化硫黄ガス」と言うものだそうで、吸い込むとモンスターや
テレビで見かける低く加工された声に似たような声になるそうです。
「六フッ化硫黄ガス」は通常は、工業用の絶縁触媒や医療用としては網膜剥離などの
手術の際に使用されるガスだそうで、化学的には安定度の高い、無毒、無臭、無色の
気体なのだそうです。
しかし、その一方で六フッ化硫黄ガスは人工的な温室効果ガスとされているそうで
大気中の寿命が長いため、フロン類の気体と共に京都議定書で削減対象の温室効果ガスの
一つに指定されているそうです。

現在は使用量はそれほど多くはないとの事ですが、近年の新たな用途開発の進展に
伴い、需要量は増加しているそうです。
声が変化したり、医療用などにも使用されている便利な面もありますが、温室効果ガス
である以上、地球温暖化を抑えるためにも、使用量は少し考えなければならないようです。

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