巨大イカ
イカというとヤリイカなど、一般的な小さいものを
想像してしまいますが、世界にはダイオウイカや、
ダイオウホウズキイカ(別名コロッサル・スキッド)
という種類の巨大イカもいるのだそうです。
ダイオウイカは大きいものでは体長が8メートルにも
なるそうで、世界最大の無脊椎動物なのだといいます。
そして、ダイオウイカよりも大きい種なのがダイオウ
ホウズキイカで、体長10メートル体重が450キロもある
ものがニュージーランドで発見された記録もあるそうです。
巨大イカといえば、船乗りの間では伝説的な存在なのだそうで、
物語の中などには船を捕らえて死の海底へと導くモデルとなって
いるそうですが、ダイオウイカは水深約1キロの深海に生息して
いるため、その生態はほとんど知られていないといいます。
そんな、謎の多いダイオウイカの正体を解明するために行われた
DNA解析の結果が、先日3月20日に英学術専門誌「英国王立協会紀要」で
発表されたそうです。
その中での新発見の一つは、なんとダイオウイカは1種類しか
存在しない可能性が高い、というものだそうです。
また、ダイオウイカは実は希少種ではなく、深海に多くの数が生息
していて、その幼体は暖流に乗って極地域を除いた世界中の海に
広まっている可能性もあるといいます。
研究チームは、オーストラリア、スペイン、フロリダ、ニュージーランド、
日本の海域で発見された43体の死骸を対象に、メスの親から受け継がれる
ミトコンドリアDNAを解析したそうです。
すると、DNAの特徴の差が小さかったことに驚いたそうです。そのデータは、
世界には1種類のダイオウイカしか存在しないことを強く示している、と
チームは述べているといいます。
まだまだ解明されていないことが多い、ということなのですね。
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