新年、あけましておめでとうございます。
本年度も弊社をよろしくお願い申し上げます。

さて、世の中は科学技術などが進歩して、だいぶ便利になりましたが
それでもまだまだよく分からないことがたくさんあります。

たとえば手術に用いられる全身麻酔はいまだに
何故麻酔として作用しているのかわからなかったり、
養殖ではない、野生のウナギについてはほとんど
生態が解明されていなかったりします。

そんな動物の飼育係になってしまった方は大変な試行錯誤をされています。
インドネシアに棲息する　オバケコロギスも野生では
ほとんど生態がわかっていない生き物の一種で
強靭な顎と大きな体格を持ち、大抵のものを切り刻んでしまう虫です。

飼育係の方は日本のにたような昆虫を参考にして展示ﾚｲｱｳﾄを作るものの、
お気に召さなかったようにボロボロにされたり、顎で切り刻まれてしまったりと
大変な苦労をされたようですが、だんだんコツをつかんできたそうで
とりあえずﾚｲｱｳﾄをいれかえるのは一週間に一度になったそうです。

が、やっぱりまだまだわからないことはあるようで
「水を欲しがるのに水入れを埋めてしまう」と頭を抱えているそうです。

こんなふうにして世界の学術は進んでいくと思うと
こうやって頭を抱えているのも悪くないのではないかなと思います。

オバケコロギスを見たい方は多摩動物公園の
昆虫園に言って見てください。世界各地の蝶やばったなどがみれますが
必ずしも美しい昆虫ばかりではないので虫が嫌いな人は
やめたほうがいいでしょう。