目が見えるようになって苦労する事
先日、テレビで3歳の時に視力を失い、43年ぶりに手術が成功して
視力を取り戻した男性の話をやっていて驚いた事がありました。
彼の脳は、視覚によって入ってくる膨大な情報量を処理しきれずに、疲れきってしまいました。
しかし、それだけではなく、線だけで描かれた立方体のイラストがある、
私たちはこれを立方体として認識するが、
彼はいくつもの線が繋がった平面の図形としか認識できません。
目の見えなかった時の知識と視覚を結びつけることは容易な事ではなく
訓練はなかなか成果を上げられず、大変な苦労をしたそうです。
しかし、ある時、、見えている目をあえて目をつぶって
目が見えなかった時と同じことを始めてみました。
杖を使ったり、手探りで物を把握したり、自分で発した音を反響させ、部屋の広さや物の位置など
感じとり、視覚を触角や聴覚の補助的な役割と考えることで、
モノをより認識できると気がつきました。
長い間目がみえないと脳が混乱してしまうのですが、
遠近法などを使った視覚のトリックを私達は簡単に騙されてしまいますが
このように紙に書いた立法体が平面にしか見えない人は
騙されないのだそうです。
本当に人間の脳にはいつも驚かされます。
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